5、表布に印を入れる

(1)ここでようやく表布の合印に印をいれます。

表布の上に再度パターンを置き、ノッチ(2〜3ミリの切り込み)を入れます。
ノッチを入れる箇所は「表布A」に7箇所、「表布B」に14箇所あります。

(2)「表布B」のダーツの縫い止まり位置(●印のあるところ)に印を入れます。

■バッグ裏布と同じ要領です。「3、バッグ裏布を裁断し、印を入れる」の(3)と(4)参照。

6、「表布A」と「表布B」を縫い合わせる

この工程がドロップバッグでは一番のポイントであり、難しいところでもあります。ていねいにすすめてください。

(1)「表布A」と「表布B」を中表にして、11箇所の合印をあわせて、マチ針かクリップでとめます。

生地が硬い場合、マチ針だと折れ曲がることがあります。気になる方はクリップでとめてください。

(2)端から1cmのところを縫い合わせます。
カーブがきついので縫いづらいです・・・。

綺麗に縫うポイントをいくつかご紹介します。

1、「表布A」を上にしてミシンをかけること。

2、目打ちを片手に持ちながらミシンをかけます。「表布A」にタックやギャザーが入らないように目打ちで生地を送ったり、または、生地を押えたりしながら縫います。目打ちを上手に使うと綺麗に仕上がります。
目打ちを使いこなすにはコツがいりますが、慣れると便利ですし、カーブが思うように縫えるとソーイングの幅がグッと広がります。

3、目打ちを使っても綺麗に縫えそうにない場合は、面倒ですが、しつけをすることをお勧めします。
生地端から1cmのところを細かくしつけをしてからミシンをかけると生地がずれたり、タックやギャザーが入ったりせずに縫えます。

(3)「表布A」の縫い代を5mmにハサミでカットします。
■「表布B」の縫い代はカットしません。
■縫い代に段差をつけることで、縫い代のごろつきが減り表から見たときにすっきりとします。

(4)縫い代をアイロンで「表布A」側に倒して、端から2mmぐらいのところをミシンでステッチをかける(右下の写真参照)。

2mmぐらいのところをミシンでステッチをかけました。

(5)もう1枚の「表布A」「表布B」も同様に縫い合わせます。

7、「表布B」のダーツを縫う

(1)ダーツの縫い方をご説明していきます。

ここでは、分かりやすくするために、縫うラインには赤色で点線、合印に黒で印を書きました。

(2)合印をあわせて、点線を縫います。縫い初めと縫い終わりはしっかりと返し縫いをしておきます。

<補足>
洋服を縫う場合、ダーツ縫い止まりは返し縫いをせずに、糸がほどけないように3〜4回結んでおくのが一般的ですが、ここで制作しているのはバッグなので、私は強度を優先して、縫い止まりであっても返し縫いをしました。

(3)同様に残りの5箇所のダーツを縫います。

(4)縫い代を割ります。

そのためにまず、6箇所のすべてのダーツの縫い代に、ハサミでダーツ縫い止まりの2〜3ミリ手前まで切り込みを入れます。

(5)アイロンで縫い代を割ります。

(6)「表布B」はもう1枚あります。(1)〜(5)まで、同じ作業をします。